ここまでの作業でフィアット・デュカトにキャンピングカーとしての機能、設備を追加するという作業はだいたい完成したと言っていい状態です。これまで試しに何泊かのテスト旅行に出掛けて、寒さ対策、使い勝手などは確認できました。
ならば内装を仕上げて完成! と行きたい所ですが、まだ今後も色々とテストして不具合が無い事を確認する必要があると思っています。その前に仕上げてしまうと、問題が見つかった時にまた解体して補修しなくてはならないので、内装仕上げは後回しにします。
そこでココから少し車体のカスタマイズをしていくことにしました。それだけキャンピングカーとしての作業が終わりに近づき、作業が少なくなったのです。
まずはリアエンドの観音開きドアに付けるラダーを製作します。ルーフの上にはキャリアやジェットバッグなどはないので、機能的にはあまり必要ないのですが、ソーラーパネルの汚れ具合を確認したりもできますし、背面タイヤと合わせればカッコいいと思うので取り付けたいのです。
ラダーの材料は新築マンションのエントランスドア交換で余った押し棒、2段ベッドの上段のフレームと同じ素材です。
ドアに合わせて長さをカットして穴を開け、タップ立てて雌ネジを作りラダーを組み立てます。
ラダーをつけるためにバックドアには短いベースフレームを取り付けました。コレは多分トヨタ・アルファードのオプション部材で、トランクにゴルフバックを固定するための部材だったと思います。
ベースフレームとラダーをステーで固定して、ラダーの一番下には開閉時などに何かに当たった時のためにウレタンスポンジのクッションを巻きつけました。後々付ける予定の背面スペアタイヤのイメージも確認して、ラダーは完成!
まぁ見た目重視なので登る事ほどんと無いと思います、屋根の上ソーラーパネルでギッシリなので、なんか積める訳では無いのですが、一応登れるだけの強度は確保してあります。
サイドスライドドアの上部には雨樋を取り付けしました。なぜならデュカトは雨の日にスライドドア開けると、ドア内張や室内が濡れてしまうのです。
少しでも入り込まない様に特殊形状のアルミ形材で雨樋付けて見ましたが、これは効果ありました! 単品では手に入らない金物の流用ですが、もしもデュカトオーナー、デュカト以外でもスライドドアの雨天使用で困っている人、興味ある方はコメント下さい!
ダイネットのテーブルも仮設のベニア板から、市販品のコタツ天板にアップグレードしました。これでカッティングシートの安っぽい質感から、テーブルらしいカチッとした質感にできました。
ダイネットでくつろいでいる時にグラスやコップを置いた時の感触、テーブルを拭いた時の感触は柔らかいカッティングシートではどうしてもビニールっぽさが伝わってくるので、雰囲気を損なっていました。
次回は足回りの強化とカスタマイズ編をお送りします❗️