エコタイヤもしくはオールシーズンタイヤに交換する
もしも夏タイヤに普通のタイヤを装着しているのなら、エコタイヤへ交換するのも省燃費につながる。最近のタイヤは一般的なものでも低転がり抵抗になっているが、エコタイヤはさらにウエット性能を確保しながら、低転がり抵抗になっており、燃費を高めてくれる。
また、あまり雪が降らない地域なら冬はスタッドレスに履き替えるのではなく、1年中オールシーズンタイヤにすることで、タイヤ代を節約することも、トータルでクルマのコストを圧縮することにつながる。


ATFやCVTFの交換
ATFやCVTFは、変速を油圧で制御しているだけでなく、トルクコンバーター内で駆動力を伝達し、変速機内部の潤滑や冷却も行っている。クラッチの摩擦材やギアの摩耗、潤滑時の温度上昇などで劣化していくと、潤滑性能が低下し駆動損失も増える。ATFを交換すると燃費が向上するのは、そういったロスを解消できるからだ。
利用的なサイクルは5万kmごとの交換だ。10万kmまで無交換だった場合、オイルの汚れが油圧経路などATやCVT内部に蓄積されてしまい、ATFを圧送して内部の汚れを押し出そうとして目詰まりを起こしてしまうこともある。
自動車メーカーがATFを無交換としている指定が多いのは、こうしたトラブルを防ぐためであり、ATが不具合を起こしたらリビルド品のATと載せ替える、あるいはクルマを新車に買い替えてほしいという意図があるのだ。
ATFを新品に交換したクルマは、加速が良くなり、変速のスムーズさやアクセルの踏み込みに対するキックダウンなどの反応もきめ細かく(それが本来の状態だが)、結果として燃費も向上する。
電装系の交換や強化
イリジウムプラグは10万kmメンテナンスフリーを謳うが、10万kmまで使えるのは間違いないが、それまで全く劣化しない訳ではない。
イグニッションコイルも使用していくと内部抵抗が増え、徐々に点火エネルギーが減少していく。10万kmを超えても壊れなければ使用し続けることはできるが、エンジンの燃焼状態は悪化するので、発生するトルクは低下する分だけ燃費も悪くなる。
エンジンの性能を維持するためには5万kmごとにプラグと同時に交換が望ましいと言われるが、燃費は向上してもメンテナンスコストが増えては、ここでは本末転倒というものだ。エンジンの状態や燃費と相談して、適切なタイミングで交換するようにしたい。


ウインドウに遮熱フィルムを貼る
春と秋以外はエアコンの利用が欠かせないが、遮熱フィルムを貼ることで車内の温度変化を抑えて、冷暖房の効きを高めることも燃費に貢献する。エアコンのコンプレッサー稼働が減れば、それだけエンジンの負担も減って燃費が向上するのだ。
透明でUVと熱線(赤外線)をカットするフィルムであればフロントウインドウにも貼れる。ウインドフィルム施工店に問い合わせれば、車検対応のフィルム施工を教えてくれるはずだ。





