デュカトのサイドスライドドアなんですが、デカくて重くて気密性も高いので、軽く閉めると半ドアが頻発することになってしまいます。しっかりと力を入れて閉めても半ドアになってしまう時も珍しくありません。
そこで妻を説得して、スライドドアソフトクローザーを買って貰いました!
製造はイタリアみたいですけど日本ではホワイトハウスが輸入元になっているようで、ホワイトハウスキャンパー又はホワイトラインテクノロジーで購入出来ます。値段は、少々お高くて130,570円税込でした。
でもねコレは、デュカトのバンコンキャンピングカーならば、絶対に付いてた方が良い装備です。スライドドアをそっと閉めるだけでも、わざと半ドアになる様な閉め方でも、ちゃんと引き込んで閉まってくれます。何で最初から付いてないの? と思ったくらい便利になります。
今までは窓を閉め切っていた場合は気密のせいで、スライドドアが閉まりにくく、普通に閉めていると半ドア頻発でした。ところが電動クローザーを取り付けたら、(当たり前ですが)軽くドアキャッチに近付ける程度でもちゃんと閉まってくれます!
標準装備にならないのは、用途が広すぎるから?
そもそも商用バンとして開発されて、そちらの方が台数は多いのでしょうが、たとえ宅配便などの貨物利用でも電動クローザーをが付いていた方が、開閉時の労力が減って配達のスピードも上がるでしょう。つまりデュカト全車に標準装備してもいいのでは、と思わされるのです。
ともかくこの電動クローザーは、何度も閉め直す労力が必要ないだけでなく、周囲への騒音、室内にいる者への騒音なども減って凄く快適になります! おもいっきり閉めると車が揺れる位の衝撃もあるし、ペットと一緒に移動したり、耳が敏感な家族がいる場合には負担軽減になるハズ。
ただし小さなお子さんがいる家庭は、指を挟んでしまう可能性もあるので取り扱いには気を付けたいところです。子供でも半ドアにならないから、と一人で開閉させたりするのは危険です。
取り付けに関しては、Cピラー内側に部品を取り付るので、内装を仕上げている場合は、再度解体等の作業が必要になります。
本体の取り付けは穴あけが4ヶ所と防水の為のシーリングが必要で、シーリングはしっかり確実に行う必要がありますが、器用な人なら半日あれば取り付け出来ると思います。
それでも電気系とメカ系の知識と道具、技術が必要となるので、自信のない方はビルダーに相談することをお勧めします。
これだけスライドドアが楽になると、前席の大きなドアも電動クローザーを組み込みたくなります。しかし、それはハードルが高そう(デュカト用o装着可能な汎用品が見当たらない)なのでちょっと無理そう。
次回は冬季のロングテスト旅、九州1周62日間6500kmのレポートをお届けします!