ソーラーパネルが稼働し始めたので、5個のサブバッテリーを1個ずつ充電していきます。5個全てが満充電となるまでの合間に二段ベッドのフレームを製作していきます。
マンションエントランスのドア改修時に余った、引手のアルミ角パイプがあったので、それを加工してベッドフレーム作りました。その枠に木材でマットレスの受けを追加して補強していきます。
基本フレームが出来上がったので、作動テストを行いました。電動昇降デスクの機構と操作部をそのまま使いましたが、想定通り完璧な動きで電動二段ベッドとなってくれました!
あとはマットを敷いて、実際にテストであちこち行って車中泊して、寝心地などをチェックすることにします。
続くは電気工事です。以前仕込んでおいたPF管に電線を通して行きます。交流100V系は、VVF2mmと1.6mmの2芯と3芯を使い分けて配線しました。全部太い3芯にしてもいいんですがなるべく車重を抑えたいので、2芯が使えるところは使うことにしたんです。
余り物とはいえ化粧板など住宅用建材を使って重くなった分を少しでもカバーしようという涙ぐましい(?)努力です。安くていいキャンピングカーを作ろうと思ったら、色んな工夫が必要ということですね。
エンジンのオルタネータから電力供給を受ける走行充電器「レノジーREGO 60A」は、運転席の後ろに設置しました。コレは配線も付属しているので、設置作業もスムーズです。
でもメインバッテリーからインプット側を引き回すのには十分でしたが、アウトプットはサブバッテリーの位置が遠いので長さが足りなり、延長しました。
ソーラーパネルは順調に発電してくれていますが、サブバッテリーも大きいので各バッテリーが満充電になるまでには結構時間がかかります。その間に他の家具を製作する作業に入りました。
家具作りは全て現物合わせなので、作っては壊し作り直しの繰り返しです。部材はほとんど現場での余り物なので、寸法や厚みなどでも制約があるため遣り繰りもなかなか大変でした。
収納家具に関しては嫁のアイデアで、引き出しごとクルマから積み下ろしできるよう衣装ケースを組み込む仕様にしました。実際に衣類をしまったり出したりする人が使いやすい様に作ったのです(作らされた?)。
レノジーのリン酸鉄のリチウムイオンバッテリーが全部満充電になったら、いよいよ並列繋ぎのサブバッテリーシステムの製作に移ります。