クルマはほとんど仕上がったので、改善点や不具合を見つけるために2回目の車中泊テストに出かけることにしました。
まずは初日の出を見るために伊豆方面へ向かうことに。南房総の自宅からアクアラインを渡ってからは、一般道でのんびりと走ります。今は暑いですがこの時は年の瀬で、かなり寒い状態でした。
そこで途中で寒さ対策の為に、コタツヒーターを購入しました。これをダイネットの仮設テーブルに取り付けするのです。
元旦に伊豆で初日の出を見て、さらに西へ向かいました。愛知県ではデュカトを購入したホワイトハウスに立寄り、担当してくれた営業の橘さんにキャンピングカーの出来栄えを見てもらいました。
その後は初詣の為に伊勢神宮へ向かいます。伊勢神宮で初詣を済ませてから、紀伊半島をゆっくりと回ることにしました。道の駅などで車中泊をしながら各地を観光して楽しみます。
途中で寄った愛知県の標高が高い道の駅では、寒いと思ったら朝方の気温は何と-7度(!)でした。夜露で濡れたデュカトのボディが、朝方には凍りついていました。どおりで寒いわけです。
こうして約3週間もテスト車中泊をしたのですから寒い時期のテストはばっちりです。その結果分かったことは、やはりセラミックヒーターは消費電力が大きく、車内全体を温める場合は無駄になってしまうことでした。そんな使い方をしていたら、サブバッテリーの容量が1000Ahあっても毎日使っていると電欠になります。
コタツヒーターは足元暖かいのですが、車内全体を暖められないので補助的な暖房にしかなりません。こたつ布団を被せれば暖かいかもしれませんが、それではこたつから出れなくなりそうです。それに寝っ転がれる構造ではないので、快適というほどではなさそうです。
やっぱりキャンピングカーにはFFヒーターが必須、という結論になりました。
あとデュカト乗りの皆さんがやっている、運転席足元の寒さ対策を施しました。
運転席足元のエアコンダクトは奥の方にあるため、暖房を足元から出しても周囲の冷気が混ざり合ってしまうので全然暖かくなりません。ところが助手席の方は足元に2本もダクトが出てて暑いくらいらしいので、助手席側のダクトを1本延長して運転席足元までもってくるようにしてみました。
これだけで全然、走行時の快適さが違います。足元が寒い中で運転しているとストレスも大きく、運転に集中するのも大変です。
という訳でFFヒーターを発注しました。次回はFFヒーターの取り付けをレポートしたいと思います。