昨夏の最終テスト前における、カスタマイズの話です。
兄から譲り受けたラストストッパーなる電子機器を取り付けてみることにしました。これは船舶や橋梁など海風などによる塩害で鉄部品などの腐食を予防する電気防錆技術をクルマにも応用したものでかなり長い間売れ続けている実績のある商品。
しかも最近バージョンアップしてHD(ヘビーデューティ)タイプが登場、今回装着するのもこのHDタイプです。ウチのデュカトの場合、海が目の前なので塩害による腐食は避けられそうにないので、非常に心強いアイテムなのです。
しかも取り付けはまったく難しくありません。基本的にはバッテリーから微弱な電流をボディの数箇所から流せるように配線を取り付けるだけ。
付けた段階では防錆効果は分かりませんが、期待してみる事にしました。数年後に他車よりサビの具合が良ければ嬉しいですね。
そしてフロントグリルのボトムを流れる太いシルバーの部分がどうしても気に入らないので、自家塗装することにしました。ボディからグリルを取り外して、マスキングしたらサンドペーパーで足付けして、プライマーを吹き付け。それが乾いたら、安い艶消し黒の缶スプレーで塗装しました。
仕上がりはまずまず。フロントマスクがグッと精悍になった印象です。
お次はウィンカーなどの電球をLED化することにしました。ところが全て球切れ警告のエラーが出てしまいます。ここで心折れて挫折しそうになりかけましたが、なんとか踏ん張り立ち直って対策していきます。
ナンバー灯とミラーウィンカーだけは抵抗を入れたらなんとか作動するようになりました。残りは後日対策を検討しながら作業することにしました。これは長期の戦いになりそうです。
リアのスペアタイヤは床下ではなく、バックドアに取り付けることにしました。こうすることでオフロード車っぽいワイルドなテイストが高まりますし、パンク時にタイヤ交換するのも楽(なような気がする)ですし、床下は他の用途に有効利用できるので、一石三鳥です。
ジムニー用の社外ブラケットを加工して、取り付けることを計画しました。そこへデュカト用スペアタイヤホルダーを友達から頂いたので、この2つを溶接で合体させることでホイールをバックドアにマウントできるようになります。
アルミ板加工してドア裏側を補強して、微妙な位置の調整を納得できるまで繰り替えして、絶妙な位置に取り付けしました。
ホイールとの間にはウレタンスポンジ挟んで防振して、完璧な取り付けが出来ました。
ラダーにはアストロプロダクツで購入した工具箱を加工して取り付けしました。コレは屋外ゴミ箱として利用するつもりです。
そして力技システムの大型ロゴステッカーを仲間の看板屋さんに作って貰いました。これをリアクォーターに貼って、自分のDIYキャンパーであることを表現したいと思ってます。
これで取り敢えずの外装カスタマイズは完了です。
さぁ東北から北海道までの旅に出発‼