リン酸鉄リチウムのサブバッテリー5個並列つなぎの環境が完了して、ようやく車内で電気が使える様になりました。そこで照明器具の段取しながら天井の合板貼っていきます。4mmのベニアが最終下地で、仕上げは後でクロスでも貼ればいいかと思っています。
ダウンライトは住宅用の75φLEDを採用しました。と言っても実はコレも新築マンションから外した余り物。つまり仕入れはタダです!
キッチン上に2個、ダイネットの上には3個のダウンライトを組み込みました。スイッチ類も余り物なのでパナソニックのコスモとアドバンスシリーズが混在することになりました。
しかし枠やプレートなどは互換性が無いので、そのままでは付きません。そこは得意の力技で加工して何とかしました。
ここから一気に内装を仕上げていきます。この辺の部材も全部、新築マンションから外した建具や家具部材バラして再利用しています。手間はかかりましたし、重くなってしまったけど、お金を掛けずに高級感を手に入れました。
キッチン吊戸も作って扉は、これも余ってた家具の棚板をカットして作成。IHクッキングヒーターの奥は一応キッチンパネルを使って汚れを防止、その上には間接照明も仕込みました。
その下の収納スペースの扉にもパナソニックのMDF材を使用。これはプリント仕上げなんですが、天板と同じ色調の木目だからちょっと見た目は同じように見えるくらい相性はいいし、やっぱり高級感が出ますね。
実はこの材料は以前にマンションのリフォームを請け負った時に、メーカーの発送ミスで間違った材料が届いて、廃棄処分になったヤツです。処分代代わりに引き取って、こうしてリユースしてるからエコだし、良い材料が使えるのは魅力です(ただし重いけど)。
IHとギャレーの下はキッチン収納にしました。収納の引き出しの大きさや開き方は、奥に入っているもので制約を受けるから、こうなった感じ。電気温水器が奥に入っているところは引き出しにはできないから開戸にして、シンクの下も張り出しているから下ヒンジのフラップにしてゴミ箱を入れるようにした。
キッチンの引き出しを取り付けた状態。奥の状態に合わせて使い方を工夫しました。これから取っ手を取り付けます。
引き出しには全部ベアリング入りのスライドレールを付けて、最後は引き込まれるように閉まるソフトクローズするようにしました。でもスライドレールは高級品だと抵抗が少なすぎて、ちょっと傾斜になるだけで開いちゃうこともあるんです。
だからキャンピングカーの場合は動きが悪い方がいい場合もあるんですね。今回はアマゾンで中華の安いレールをわざわざ購入して、引き出しの幅を2、3ミリ小さく作り、ワッシャーでレールの幅を調整することで抵抗を調整しました。これで走行中に開くことはなく、それでいて最後は吸い込まれるように閉まる仕様にすることができました。
シャワールームとキッチンのIHクッキングヒーターにも換気扇は必要ですが、常時利用するものではありません。そこで天井裏の換気用のカウンターファンを利用して、別系統としてダクトも伸ばしダクトを切り替えることで利用できるようにしました。ダクト切り替え器も扉の奥に隠しながら、簡単に操作出来る位置に付けています。
そしてダイネットにも照明を取付ました。コレは間接照明というよりもダウンライトが電球色でちょっと暗いので、地図とか見る時用に明るいLEDバーライトを窓の上に設置しました。
雰囲気的な間接照明なんて要らない、と…嫁から言われてるので、ここは明るいタイプの補助照明にしました。
またラップポントイレ用の補助足を作製しました。使う時に引き出して支えるスライドレールの耐荷重は100キロありますが、片持ち支持は不安なので取り外し式の足を追加することにしたのです。
これは倉庫に転がってたバイクのオイルクーラー用の取付ステーを加工しました。これで使用する時には一手間二手間余計になりますが、快適性と安心を得るためには仕方ないかな、というところです。
シャワーブースの水栓は、邪魔にならない様に縦に取り付けしましたが、実際に使い始めてみると、上下逆に取り付けた方が使いやすかったかも…時間のある時に直そうかな。